過去の研究集会

2012年度 研究集会

2011年度 研究集会

 2011年3月11日、午後2時46分、東北三陸沖で発生した巨大地震による津波は福島第一原発にも甚大な打撃をもたらしました。以前から指摘されていた全電力喪失により、原子炉は冷却能力を失い、原発安全神話はここに完全に崩壊しました。チェルノブイリ原発事故に匹敵する過酷な事態はいまだ収束の展望が見えず、多くの住民に困難と犠牲を強いています。

 この人災である原発事故と同時代に生きる私たちは何をすべきか、また学校教育にできることは何か、しなければならないことは何なのか、を話し合いましょう。そして、明日から、一人ひとりが、できることから行動を起こしていく決意を固める場にしましょう。

 どなたでも参加いただけます。

 

【日時】 2012年2月18日(土)13:00 受付 13:30~17:00

【会場】 草津市立 くさつまちづくりセンター (3階)

【内容】パネルディスカッション

 

□パネリスト

 ① 「原発の地元 福井で原発問題をどう教えたか」

   元 福井県立敦賀工業高校 岡本 勳さん

 ② 「社会科で原発問題をどう教えたか」

   京都市立双ケ丘 中学校 辻 健司さん

 ③ 「理科で原発問題をどう教えたか」

   東近江市立朝桜中学校 野田 肇さん

□コーディネーター 滋賀大学教育学部 岸本 実さん

 

死んだ人々は、還ってこない以上、

生き残った人々は、何が判ればいい?

死んだ人々には、慨く術がない以上、

生き残った人々は、誰のこと、何を慨いたらいい?

死んだ人々は、もはや黙ってはいられぬ以上、

生き残った人々は沈黙を守るべきなのか?

ジャン・タルジュー(訳:渡辺一夫 )

 

*資料代500円(滋賀民研会員、学生・院生は無料)

*駐車場は数台分しかありません。

*近くのAスクエア(ショッピングセンター)に大駐車場があり、 レシ-トがあれば、無料です。

 

【主催】滋賀県民主教育研究所(略称「滋賀民研」)

2010年度 研究集会

「学びの共同体」は授業実践をどう変えるか

*ところ:草津市まちづくりセンター(3階306会議室)

*とき:2011年2月19日(土)13:00(受付)~17:00

 

 13:20 開会あいさつ:賀民研所長 黒田吉孝滋賀大学教授

 13:30~15:50 シンポジウム

 16:00~16:50 まとめと講演

   ・パネラー:彦根西高校 夏原常明さん(数学)紫雲智道さん(国語)

         草津高校 大槻正さん(保健体育)

   ・指定質問者:植田一夫さん(八幡小)大平浩樹さん(八幡東中)

          藤本幹人さん(大津清陵高)

   ・コーディネーター:滋賀大学 岸本実さん

   ・まとめと講演:埼玉県立高校教諭 金子奨さん

 16:50 閉会あいさつ:滋賀民研研究委員長 岸本実滋賀大学教授

 

*************************************

◎どなたでもご参加いただけます。(資料代500円)

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「学びの共同体」って何? 実際の授業展開はどうなっているの?

本当に「学力」がつくの?などなど、パネラーに質問をぶつけてみましょう。

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*資料代 一般500円 会員・学生・院生 無料

(注意)施設には駐車場がわずかしかありません。公共交通機関、

または、バイク・自転車・徒歩でお越しください。

 

*主催:滋賀県民主教育研究所(略称「滋賀民研」)

大津市朝日が丘1-11-3 教文会館

tel & fax. 077-525-5364

(ホームページもあります)

「学びの共同体」は授業実践をどう変えるか

2009年度 研究集会

2010年2月13日(土)

 

(1)13:00~15:00  (受付12:30)

   講演 児美川  孝一郎 さん 

      こみかわ こういちろう

     (法政大学キャリアデザイン学部)

 

     『新自由主義的「教育改革」のこれまで、

      そして、政権交代後の教育政策の動向は?』

 

(2)15:10~17:00 

   シンポジウム『明日につながる実践をどう創り出すか』

 

   学校現場からの話題提供を受け、参加者で論議を深め、明日への糧にしたい

 

   ◇報告者:石垣雅也さん(小学校)・大月由美子さん(中学校)・

        北村隆太郎さん(高校)

   ◇コーディネーター:倉本頼一さん(京都橘大・立命館大)

 

■ 会場:近江八幡市勤労者福祉センター(アクティ近江八幡)

■資料代:一般1000円  会員・学生・院生:500円

■主催 滋賀県民主教育研究所(略称「滋賀民研」) 

 

大津市朝日が丘1-11-3 

教文会館 tel & fax. 077-525-5364

e-mail: minken@ex.biwa.ne.jp

ホームページ:http://www.ex.biwa.ne.jp/~minken

2008年度 研究集会

テーマ:貧困・格差・競争をのりこえ 共同と学びを切り拓く

◇と き:2009年  2月15日(日)

     12:45~受付   13:00~17:00

◇会 場:滋賀県婦人会館

     <JR近江八幡駅南口下車、直進約8分、男女共同参画センター敷地内>

 

 1 趣旨説明(司会)

 2 教育現場からの報告

   Ⅰ 森原陽子さん(桐原小学校)

   Ⅱ 大月由美子さん(愛知中学校)

   Ⅲ 松宮敬広さん(長浜農高)

3 講演

   「貧困・格差・競争をのりこえ、共同と学びを切り拓く」

   講師 竹 内 常 一 さん

 4  質疑・討論・講師コメント・まとめ

 

■ 司会 岡本藤一さん(滋賀民研研究担当)

 

◇定員 80人

 

資料代一般1000円<会員・学生・院生500円>

 

■参加ご希望の方は、当日、飛び入りも大歓迎ですが、資料準備、会場設営等の必要上、前々日までに,下記へ、メール、ファックス等で、お名前・連絡先を明記してお申し込みください。定員まで受け付けます。

 

◆どなたでも参加いただけます。

◆ 多くの方のご来場と討論への参加をお待ちしています。

◆今、規制緩和の名の下に、競争があおられ、多くの職場で人間の尊厳が踏みにじられ、貧困と格差が広がっています。”理不尽”で凄惨な事件も相次いでいます。

◆学校では、テストと競争の流れや、教師への統制がつよまり、子どもと向き合う時間は削られ、教師相互の支え合いやも困難になっています。

◆”モンスターペアレント”とよばれる保護者も登場してきました。

◆このような中で教師は疲れ切っています。

◆こうした現状をどうとらえ、どうのりこえていくのか。

◆鋭い切り込みで定評のある竹内さんの講演と教育現場からの報告を受け、参加者の討論を通して、今後の実践の道筋を明らかにできればと願います。

2007年度 研究集会

テーマ:学力をどうとらえ、どのように育てるか

◇と き:2008年2月17日(日)

     12:45受付 13:00開会~17:45閉会

◇会 場:滋賀大・大津サテライト・プラザ

     <JR大津駅隣接の平和堂5Fです>

 

 1  趣旨説明(事務局)

 2  講演

  「学力をどうとらえ、どのように育てるか」

    佐藤 隆さん(都留文科大学)

 3  質疑

 4  教育現場からの報告

  「学力をどうとらえ、どのような実践を通して育てているか」

   Ⅰ 植田一夫さん(島小学校)

   Ⅱ 本田 清春さん(金田小学校)

 5  質疑・討論・講師コメント・まとめ

 

■ 司会 吉田一彦さん(滋賀県教育サークル連協会長)

 

◇定  員 50人

 

■参加ご希望の方は、当日、飛び入りも大歓迎ですが、資料準備、会場設営等の必要上、前々日までに,下記へ、メール、ファックス等で、お名前・連絡先を明記してお申し込みください。定員になりしだい締め切ります。

 

資料代500円<学生・院生・滋賀民研会員は無料>

 

主催 滋賀県民主教育研究所

大津市朝日が丘1-11-3 教文会館2F

tell & fax 077-525-5364<不在時、090-1719-9313山上>

e メール minken@ex.biwa.ne.jp

http://www.ex.biwa.ne.jp/~minken

 

◆PISA国際学力調査の結果、日本の子どもは、計算力は強いが、読解力・応用力が低下、学習意欲が極端に低く学力格差が拡大、という特徴が明らかになりました。

◆文科省は、PISAショックを受けて、“PISA風”の問題を作成し、全国学力一斉テストなど、競争と時間増と国家管理の教育をすすめています。これによってどのような人格や学力が形成されるのでしょうか。

◆滋賀民研は一昨年、昨年と、2度、学力をテーマに掲げ、PISAやPAの学力観を学んできました。

今回は、これを踏まえ、いま学力をどうとらえ、どう育てていくかを追究します。

◆研究者の講演、教育現場からの報告を受け、参加者の討論を通して、今後の実践の道筋を明らかにできればと願います。

◆講師は、この道のすぐれた研究者で、“学力世界1”のフィンランドの教育にも詳しい佐藤隆さん。

◆教育現場からの報告者は、自らの理論と実践を追究し、全国規模で活躍する2人の実践家、植田一夫*さんと本田清春*さん。それぞれ滋賀生活指導研究会と滋賀作文の会などを足場に、異なるアプローチをしながらも、ともに教育科学研究会でも活躍し、全国からも注目される実践家です。

◆『手をつなぐ』(滋賀民研通信)08年2月号に植田*・本田*両氏の「学力観」を掲載。07年12月号に「基調報告素案」、『手をつなぐ(別刷)1月号号外』に滋賀民研の「学力についての仮説」を提起しています。ご参照ください。

◆多くの方のご来場と討論への参加をお待ちしています。

◆どなたでも参加いただけます。

 


□ 講師 佐藤隆さんのプロフィール

  ■1957年 生まれ

  ■現 在 都留文科大学教授

   教育科学研究会常任委員、地域民主教育全国交流研究会常任世話人,

   『現代と教育』編集長

  ■研究テーマ

   教育実践の基本構造、教師教育論、戦後教育史

  ■主要業績

   ・「学力低下と総合学習」『臨床教育実践学研究』2002年

   ・「『学力低下問題』を通して国民教育論の総括を考える」『教育』

    2002年9月号,国土社

   ・共著『21世紀の教育をひらく』緑陰書房 2003年

   ・共編著『教育実習ガイダンス』山崎英則・北川明・佐藤隆,東信堂 2003年

   ・「学力問題の再検討のための覚え書き」『臨床教育実践学研究』2003年

   ・「1950年代の国民教育運動と恵那の教師の教育認識」『近代日本における

     教師の子ども観についての歴史的研究』科学研究費補助金基盤研究c研究

     成果報告書 2004年

   ・共編著『若い教師のステップ・アップ 教師力』今泉博・佐藤隆 旬報社

    2004年

   ・共編著『若い教師のステップ・アップ 生活指導力』今泉博・佐藤隆・

    山崎隆夫 旬報社、2004年

日程
時刻 内容
12:45 受付
13:00 開会挨拶
13:05 趣旨説明
13:15〜14:35 講演
14:45〜14:50 質疑
14:55 休憩
15:00 実践報告1
15:40 実践報告2
16:20 質疑・討論
17:45 閉会

2005年度 研究集会

滋賀民研 2005年度研究集会のご案内

テーマ ”OECD国際学力調査結果が 日本の教育に問いかけるもの”

 

◇と き:2006年2月26日(日)

     12:45~受付

     13:15開会~17:00閉会

◇会 場:アクティー近江八幡 

     JR近江八幡駅南口下車、線路に沿って大津方面へ徒歩約5分 Pあり

 

◆2004年に発表されたOECDの03年国際学力調査結果が大きな波紋を広げています。これまで上位だった日本の学力が、国語読解力や数学応用力で低下し、格差が拡大しました。代わってフィンランドが全般的に上位になりました。この後、フィンランドには全世界から視察団が集中し、フィンランドの教育から学ぼうとする流れが起こっています。

◆一方、日本の文科省は、この流れとは別に全国学力一斉テストの実施や「ゆとり」の見直しをはかろうとしています。習熟度別授業や百マス計算、センター試験の流れ~分離・競争とドリル~の中で、どのような学力が育ってきたのか。

◆いま、どのような取りくみが学力・人格形成に必要なのか。基調講演と現場からの報告を切り口にして、課題に迫りたいと思います。

◆多くの方のご来場と討論への参加をお待ちしています。

 

シンポジウム

■基調講演

 「学力調査からみえてくるもの―OECD/PISAともう一つの評価(PA)―」

 講師 松下 佳代 京都大学高等教育研究開発推進センター教授

■教育現場からの報告

 1)「小学校国語の学力の現状と課題と授業実践」亀苔丈夫堅田小学校教諭

 2)「中学校数学の学力の現状と課題と授業実践」寺田 正彦根東中学校教諭

■コーディネーター       

 福井雅英武庫川女子大学大学院助教授

 

□講演講師の紹介

 ◇専門分野

  ▼専門は教育方法学、学習論。人はどう学ぶのか、それを援助することは可能

   か、が根底の関心事。小学校~大学をフィールドとし、学問分野の枠を越え、

   実践に根ざした理論構成をめざす。

 ◇主な著書

  ◆「習熟とは何か―熟達化 研究の視点から―」梅原利夫・小寺隆幸編著

   『習熟度 別授業で学力は育つか』

  ◆「〈2つの学力〉論を超え て――学力への活動理論的 アプローチ――」

   日本教育 方法学会編『教育方法32 新しい学びと知の創造』

  ◆「数学学力低下論の検討 ――学力・アチーブメント ・学習」天野正輝編

   『教育 評価論の歴史と現代的課 題』他

 

資料代500円

参加ご希望の方は、下記まで、メールかfax,または電話にてお申し込みください。

会場の収容人員が40人ですので、できるだけ早めにお申し込みください。

 

主催 滋賀県民主教育研究所

大津市朝日が丘1-11-3 教文会館内

tel & fax 077-525-5364

e メール minken@ex.biwa.ne.jp

http://www.ex.biwa.ne.jp/~minken

日程
時刻 内容
12:45〜13:15 受付
13:15〜 開会挨拶
13:25〜 趣旨説明
13:35〜14:30 現場からの報告と質疑
13:40〜16:05 基調講演
16:05〜16:55 質疑討論・まとめ
〜17:00 閉会挨拶

2004年度  研究集会

研究集会の概要

☆2005年2月19日(土)13:00~17:00

☆会場/草津市立まちづくりセンター 

 

☆テーマ 

”子どもを見つめ、子どもとつながる

~いま子どもを、どうとらえどうかかわればよいか~”

 

☆開催趣旨

◇佐世保での小学校6年生女児による同級生殺害事件は、私たちに大きな衝撃を与えました。「できる子」、「普通の子」が、昼休み、学習室で起こしたという衝撃。いつ同じような事件がわが子に、わが教室で、起こるのではないか・・・。

いったい、「普通の子」に、「できる子」に、どのような変化が起こっているのでしょうか?

◇一方、「夜回り先生」のもとには、子どもたちから「死にたい!」、「助けて!」と救いを求めるメールが3万通にも達しています。なぜこれだけ多くの子 どもたちが「死にたい」、「助けて」と叫ぶのでしょうか。

◇日本の子どもたちは、いま、どのような状態にいるのでしょうか。子どもを取りまく環境はどうなっているのでしょうか。日本の教育はいま、どうなっているのでしょうか。

☆大人は、子どもたちにどのようにかかわっていけばよいのでしょうか?

☆一緒に考えてみませんか?

 お誘い合わせ、ご参加ください。

 

☆開会挨拶/木全清博所長

☆講演「事件の中の子どもたち」村山士郎さん

   (大東文化大/日本作文の会常任委員長)

☆パネルディスカッション

 テーマ「いま、子どもをどうとらえ、どうかかわればよいか」

 ◆パネリスト/

  ・北川健次(北里小学校・第1部会世話人)

  ・西村裕康(豊日中学・滋生研)

  ・藤本幹人(大津商高・高生研)

  ・山上修(子どもの代弁者として/大津商高・県立大/事務局)

 ◆ゲストパネリスト/村山士郎(講演講師)

 ◆コーディネーター/倉本頼一(滋賀大)

☆閉会挨拶/岡本藤一副所長

<講演やパネルディスカッションの要旨は

滋賀民研情報紙/月刊「手をつなぐ3月号」(2005/3/1発行)に掲載されています。ご覧ください>

滋賀民研へのご招待